2011-01-23

「テスト」と「評価」

最近、「テスト」と「評価」が気になります。

この前、ある高校の実力テストを解いたんだけど、
例えば、次のような空所補充問題、皆さんはどう答えますか。

     (1) 私は感動した。 I was                 .

答えは、touched, moved, impressed など色々考えられるよね。
ただ、学校で教えたのは touched という表現だったとしよう。その場合、moved impressed って書いたら間違いになるのかな。まぁ、オレは意図されていた答えと別の答えを書いたんだけど、解答しながらふと気になったんだよね。

もう1つ。ちょっとタイプは変わるけど、次のような問題はどうでしょう。

     (2) 私の兄は音楽が好き。  My brother                 music.

もちろん答えは likes なんだけど、中学生とかって like って書きそうじゃない?
そして、それって間違いって×にすべき?自分的には別に正解でも良いんじゃねって思ったりもするんだけど。like でも意味は通じるわけだし。言いすぎかな(笑)
でも、こういうところで、英語が嫌いになっていく生徒が多くなってくるような気がする。
実際、「別にどっちも変わらないじゃん!」って言われるしね。
なんか、likes like も正解だけど、likes と書いた君にはプラス点をあげよう!みたいな感じじゃダメなんですかね。


2つの例を出して、オレの意見を書いたんだけど、要は、

  1. テストは、学習者の暗記力を測るのか、伝達能力を測るのか。
  2. (特に中学生)中間言語はテストでどのように扱うべきか/評価すべきか。
ってことなんだよね。

(英語)教師として、授業でやったこと以外でも、自分なりに考えて、自分の持っている知識の中で使える表現を使って別の言い方で表現する積極的な態度はちゃんと評価したいし、発展途上にある学習者の中間言語も認めてあげたいと思う。それが生徒の自信にもつながるし、少なくとも英語嫌いは減らせるように思う。

前々からなんとなーく考えてたことなんだけど、この前『英語教育2月号』のリメディアル教育特集を読んで、ヒントを得たので書いてみました。興味ある方は『英語教育』の方も読んでみてください。

ということで、「テスト」と「評価」が気になる私は、この本を読んで勉強します。
ざっと見た感じ、面白そうだし、上で書いた気になることにも答えてくれそうな本なので、読んだらレビュー書きます。

やや暴走気味に自分の意見を書いてみたけど、皆さんのご意見があれば是非聞かせてください。へこむけど、批判もOKです。

5 件のコメント:

  1. あー、仕事前だから、あんまりかけないけど。。。

    どういう能力が測りたいのか?っていうのが大切。

    生徒が“3単現”を理解しているかをはかるなら、Likeでは不正解! だけど、生徒が第三者のことを紹介するコミュニケーション能力を測りたいのならLikeでもOK!

    いつもいつもの繰り返しになるけど、生徒のどのような能力を伸ばしたいかっていうビジョン(目的・目標)があって、それを測る評価方法がある(ペーパー・パフォーマンステストを含めて)と思います。

    とりあえず、その本買って笑

    生徒のモチベーションをあげる評価っていうのは、日本のみならずEFLでの課題だと思う。けど、前のセンター試験みたいに、変わってきてはいると思う。 テストを変えて、Positive washbackを生み出したいね。

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  2. Misatoです!初コメです♪


    中学校のテストは言語文化・表現・内容理解の観点別評価?なので、表現の部分でI was _________ . の空欄を埋める問題だったら○で、内容理解だったら×のような気がしました・・・。 
    そして、私の中で中学校レベルではペーパーテストでAccuracyを、授業中の発表とかではfluencyをって漠然としか頭にはありませんでした><
    でも、その分ペーパーテストの日本語訳の問題は、
    意味があってればだいたい○にしてます♪


    疑問なんですが、私の高校の時のテストって、

    中間・期末テスト→授業で習った範囲で問題作成
    実力テスト→授業で習った範囲では無いが、既習の文法事項等が入った、はじめて見るリーディング題材をもとに問題作成

    されていたような気がするので、実力テストだったらどんな答え書いても空欄に当てはまればOKではないかと。それが、中間・期末テストだったら内容理解に関わってくるので×なのかと・・・。 どうでしょう?

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  3. >saygo

    返事が遅くなりました。
    確かに、どういう能力を測るかによって変わってはくるだろうね。
    ティーチング・ポイントとテスティング・ポイントが一致していればオレのような疑問も少なくなってきそうだ。

    うん、テストによってpositive washbackを生み出せたら最高だな。てか、そういうテストにすべきだ。

    前も話したけど、例の本、面白いよ。

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  4. > Misato

    コメントありがとう!

    >>私の中で中学校レベルではペーパーテストでAccuracyを、授業中の発表とかではfluencyをって漠然としか頭にはありませんでした

    ペーパーテストでaccuracyだけ、発表ではfluencyだけってなったら偏りすぎるから、バランスは大切だけど、Misatoのその考えは参考になりました。

    ちょっと分からなかったのが、Misatoの言う、内容理解ってどういうこと?なぜ内容理解だったら I was ________.は×になるのかな?

    ちなみに、オレが解いたある高校の実力テストは、学校で扱ったリーディングの教材がテストで↑みたいな筆記になっていて、初めてみる題材はすべてマークになっていたよ。

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  5. 今さら返信しますw

    私もペーパーテストと発表でのバランスは大事だと思います♪
    書きたかったのは、発表(私が上で指したのは、授業中の発言って意味でした)で毎回文法の訂正をおこなうんじゃなくて、自由に発言するチャンスを与えながら、fluencyへとつなげるって考えてました!


     あと、内容理解で×になるかなと思ったことについては・・・

    内容理解だったら、その単元で習った単語とか表現とかを覚えているかどうかを見るものなので×。表現は、自分の中にある知識を活かすような答えであれば何でも○。

    だと思っていたんですが、曖昧なのでもっと勉強してみます!

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